nekodorif - specifications - skin - basis


猫どりふ スキン基本仕様書

概要

:::猫どりふのスキン(立ち絵)を作成することができます。



基本構造

:::skinディレクトリに任意の名称のディレクトリを作り、そこにファイル一式を置くと、 右クリック時のポップアップメニューにそのディレクトリに格納されたスキン名が出現します。

home
 +-skin
  +-nekoninni
  +-nekonaru
  +-nekofutaba



構成ファイル

surface0.png
surface00.png
surface01.png
surface02.png
surface03.png
surface04.png
surface1.png
surface10.png
surface12.png
surface13.png
separate.txt
profile.txt
headrect.txt
katochan.txt
balloon.txt
speak.txt
omni.txt

:::surface0.png、surface1.png、およびprofile.txtは必須です。



surface*.png 、separate.txt

:::surface*.png は立ち絵画像です。

* には 0 〜 31 の数値を指定できます。すなわち、surface0.png 〜 surface31m.png の計 32 枚の立ち絵画像を作ることができます。

キャラクターがふつうに立っている時と、物体を落下させる動作を行っている時の二種類の画像が必要です。
つまり、最低でも surface0 と surface1 は作成しなければなりません。

さらに、以下のルールに従ってください:

・必ず 0 からの連番で 0、1、2、‥‥と作成します。0 以外から開始したり、間の番号を飛ばしてはいけません。

・数値が二桁の場合(10 以降)では、後端に「m」を付加してください。以下は例です。

surface10m.png

・ふつうに立っている時の画像を若い番号に配置し、物体落下動作の画像をその後ろに配置してください。
たとえば以下のように構成してください。

surface0.png   ノーマル立ち絵1
surface1.png   ノーマル立ち絵2
surface2.png   ノーマル立ち絵3
surface3.png   物体落下時立ち絵1
surface4.png   物体落下時立ち絵2
surface5.png   物体落下時立ち絵3
surface6.png   物体落下時立ち絵4
surface7.png   物体落下時立ち絵5
surface8.png   物体落下時立ち絵6
surface9.png   物体落下時立ち絵7
surface10m.png  物体落下時立ち絵8
surface11m.png  物体落下時立ち絵9

:::画像種別の境界は、separate.txt というファイルで指定します。
separate.txt には「物体落下時画像の開始番号」を記述してください。 上に示した構成例の場合、separate.txt の記述内容は以下となります。

3

separate.txt は省略可能です。省略した場合は 1 となります。
つまりノーマル立ち絵は surface0 のみで、あとはすべて物体落下時の画像として取り扱われます。

*     *     *

:::ノーマル立ち絵を 2 枚以上作成した場合、立ち絵は 30 秒〜数分おきにランダムに変化します。

:::物体落下時立ち絵を 2 枚以上作成した場合、立ち絵は物体落下毎にランダムに変化します。

*     *     *

:::立ち絵画像の主ファイル名の後ろに 0 〜 9 の数値を付け加えたファイルを作成すると、それは まばたきアニメーション用のイメージとして解釈されます。
"目の部分だけが異なる全身の画像"が必要です。外線はメインの画像から動きませんので変えないでください。

たとえば surface4.png のまばたき画像を用意する場合は

surface40.png
surface41.png
surface42.png


と作成していきます。 必ず 0 から始め、間を飛ばしてはいけません。また、かならずしも 9 まで作る必要はありません。

まばたきアニメは再生時に若番から50msピッチで表示されます。

まばたき用画像ではファイル名の後ろに「m」を付す必要はありません。つまり、surface13m.png のまばたき画像は

surface130.png
surface131.png
surface132.png


このように作成します。

*     *     *

:::画像フォーマットは png のほか bmp も利用できます。ただしどちらかに統一する必要があります。
PNGでは4/8/24bitカラーをサポートします。(詳細:タイプ2&色深度8、タイプ3&色深度4/8)
BMPの場合は色数に制限はありません。
あまり大きな画像をかませると動作が不安定になるようです。常識的な大きさに留めるようにしてください。

:::左上原点の色が抜かれるので、抜きたい箇所を左上原点と同じ色でマスクして下さい。外線がアンチエイリアスされていると透明色を抜く時に中途半端な色が残ってしまうのは 伺かと同じです。うまく作ってください。

profile.txtにはプロフィールを書き込みます(別項)。



profile.txt

猫任意
猫任意 for 猫どりふ
No Neurons / No Synapses.
Copyright (c) umeici.

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/4630/nekodorif/index.html

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猫どりふプロジェクト所属。
任意着替え担当。
Phase "inverse" のデフォルトゴーストになるのが夢。
胸はあるわけない。
予想年齢0x07前後。

CV : 若本規夫

:::単なるテキストファイルです。1行目がスキンの名前、2行目以降がプロフィールになります。



headrect.txt

67,162,177,171
105,172,240,212

:::頭の当たり判定領域データです。
当たり領域のleft/top/right/bottomを半角カンマでセパレートして記述します。1行目がsurface0、2行目がsurface1の領域データとなります。

このファイルがない場合、領域は自動計算されます。



katochan.txt

:::落下物に対する猫どりふスキン固有の反応を記述します。詳細はスキンの落下物反応仕様書を参照してください。
このファイルがない場合、猫どりふはすべての落下物に関してデフォルトの反応で動きます(ヒット時に「うっ‥‥!」)。



balloon.txt

:::バルーンの表示座標を指定します。詳細はバルーン位置指定仕様書を参照してください。

このファイルがない場合、バルーン位置は自動計算されます。



speak.txt

起動、終了、およびロープを引いたときに猫どりふがしゃべるセリフを記述します。 詳細はしゃべりオーバーライド仕様書を参照してください。

このファイルがない場合はデフォルトの内容をしゃべります。



omni.txt

猫どりふのスキンは通常デスクトップの下端に張り付いていますが、omni.txt をアーカイブに含めると自由な位置にドラッグ移動させることが できるようになります。
omni.txt のファイルサイズは必ず 0 にしてください。